ネット配信番組で同じCMを見せないシステム導入へ 広告のイライラを防げるか
記事のポイント
オムニコム・メディアとディズニーは、VODとライブ番組を横断し、広告メッセージを順番に進化させるCTV広告ソリューションを導入する。
同じ広告を1回の視聴中に何度も見せられることへの不満に対応し、広告疲れを減らす狙いがある。
アクシオム、オムニ、イノビッドの技術を組み合わせ、リアルタイムの視聴文脈に合わせた測定、配信、最適化を実現する。
ストリーミングサービスの広告を、視聴者にとって少しでも不快ではないものにする取り組みが続いている。視聴者は、どの広告枠でも同じ広告を繰り返し見せられることがよくあるからだ。そうした状況を変えるべく、オムニコム・メディア(Omnicom Media)とディズニー・アドバタイジング(Disney Advertising)は、ビデオ・オン・デマンド(VOD)とライブ番組の両方にまたがって、動的なシーケンシャル・ストーリーテリングを可能にするCTV広告ソリューションを導入する ことで合意した。両社は、カンヌライオンズ(Cannes Lions)でこの提携を発表した。
Digidayが得た情報によると、この協業はすでに米国で稼働しており、2026年後半には欧州とラテンアメリカでも展開される予定だ。広告テクノロジー企業のイノビッド(Innovid)の技術を活用し、パーソナライゼーション要素の追加を支援する。両社は共同で、繰り返し同じ広告を流すのではなく、視聴セッションのなかで進化していく、連携したクリエイティブメッセージへ置き換えるソリューションを開発した 。これにより、広告疲れを軽減する狙いである。
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