Googleゼロ の脅威に勝つには 海外メディアが示す脱Webサイトの多角化例
記事のポイント
GoogleのAI検索刷新により、ユーザーがメディアのサイトを訪れない「ゼロクリック(Googleゼロ)」の未来が現実味を帯びている。
大手パブリッシャー各社は、トラフィックの規模を追う従来の形から、ダイレクトトラフィックの拡大やB2B、イベント事業などの多角化へ舵を切っている。
また、自社サイトの枠を超えてYouTubeやSNSといった外部プラットフォームを活用し、インプレッションに依存しないブランド価値の構築を急いでいる。
パブリッシャーの幹部たちは、いわゆる「Googleゼロ」が本当に起きるのか、あるいはいつ起きるのかについて確信を持てないまま、最悪の事態に備えようとしている。その事態とは、Google検索が自分たちのサイトにトラフィックを送らなくなり、情報を得るための目的地となる未来だ。
ゼロクリックという未来の脅威は、Googleの直近の開発者会議を経てより現実味を帯びてきた。このカンファレンスで、Googleの幹部たちはAIを活用した検索の刷新を発表し、ユーザーを検索ページ内にとどめておくように設計されたさまざまな機能について説明した。
コンデナスト(Condé Nast)やタイム(Time)などのパブリッシャーは、Googleからの参照トラフィックが激減することを見越した戦略を練っている。とはいえ、当然ながらそのアプローチは、個々のパブリッシャーやGoogleへの依存度によって異なる。そこでDigidayでは、大手パブリッシャーの幹部6人に、Googleトラフィックの減少をどのように予測しているのか話を聞いた。
分析企業チャートビート(Chartbeat)のデータによると、Googleのオーガニック検索から2500超のサイトに流入するトラフィックの量は、1年間(2024年11月~2025年11月)に世界全体で3分の1(33%)減少したと、ロイター・ジャーナリズム研究所(Reuters Institute for the Study of Journalism)の「Journalism and Technology Trends and Predictions 2026」レポートには書かれている。
なお、一部の幹部は自社の予測について話すにあたって、匿名を条件とした。
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