【イベントレポ】AIに選ばれるには? エージェンティックコマース 時代の店舗経営戦略
記事のポイント
AIが自律的に商品選定から決済までを代行するエージェンティックコマースが、米国に続き日本でも2040年までに約26兆円規模の巨大市場へと成長する予測が示された。
小売り側はAIに選ばれるための「データ化」が必須であり、在庫情報のリアルタイム公開や独自価値を学習させた専用エージェントの構築が今後の競争力の源泉となる。
検索からAIによる意思決定代行へ移り変わるなか、企業は「AIO(AI最適化)」への対応と、人間ならではのホスピタリティをAIに融合させる視点がもっとも重要になる。
自分で検索して選ぶ時代から、AIエージェントが自律的に選び、決済まで完結させる「エージェンティックコマース」への移行が、いよいよ始まろうとしている。
2026年1月、ニューヨークで開催された世界最大の小売カンファレンス「NRF 2026」の基調講演で、GoogleはAIエージェント同士が商取引情報をやり取りするための共通規格、UCP(Universal Commerce Protocol)を発表。スンダー・ピチャイCEO自ら登壇し、エージェンティックコマースへの取り組みを本気で開始したことに、多くの関係者が衝撃を受けた。
日本の小売業界にも大きな変革の波が押し寄せるなか、店舗情報管理サービスを展開するカンリーは4月21日、エージェンティックコマースに関する国内初のイベント「エージェンティックコマースサミット」を開催。AIに選ばれ勝ち抜いていくための店舗経営戦略について議論された同イベントをレポートする。
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