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続・青空怪談 「世界怪談名作集 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃」

mimonelu 🦀 みもねる June 6, 2026
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アーサー・コナン・ドイル著、岡本綺堂訳。捕鯨船北極星号はグリーンランドとスピッツベルゲン諸島(スバールバル諸島)の中間あたりで流氷に閉じ込められてしまう。食糧の備蓄も乏しく、頼みの綱であるクレーグ船長は日毎に精神を病んでいく有様。さらに追い打ちをかけるように幽霊の目撃情報まで出る始末。この極限状況にあっては己の理性を信じ、流氷が解けるのを待つばかりである、と語り手たるジョン医師は考えるのだが…。若き日のドイルによる実存主義的人生観に一石を投じる作品。ドイルは晩年に心霊主義へ傾倒したと思われがちだが、実際には若い時分より心霊現象を肯定してきたことがわかる。 https://www.aozora.gr.jp/cards/000009/files/43471_16648.html

余談。アメリカのホラードラマシリーズ「ザ・テラー」のシーズン1が本作と酷似しており、きちんと怪物も登場する。ただし原作は別にあるため、翻案かどうかは不明。なおシーズン2はまったく別の話となっており、そちらは戦時下アメリカにおける日系アメリカ人と日本人の怨霊を描くという珍しい構成になっている。どちらもお勧め。

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