クロックス のマーケ責任者がハマる90年代風トレンドとSNS発の商品発見プロセス
記事のポイント
クロックスのCMOを務めるカーリー・ゴメス氏は、自身もニュースレターやSNSなど多様な情報源から刺激を受け、インフルエンサーマーケティングの有効性を実感している
同氏はTikTok Shopを利用してトレンド商品を衝動買いしたり、自分らしさを表現できるコレクションを集めたりと、ひとりの消費者として買い物を楽しんでいる
トップマーケターでありながら「刺さるおススメ」に影響されるという自身のリアルな購買習慣を振り返ることは、消費者が新しい商品を発見する経路を紐解くカギだ
カーリー・ゴメス氏はフットウエア業界でもっとも著名なブランドのひとつであるクロックス(Crocs)のCMO(最高マーケティング責任者)として、同社のマーケティング活動全般を統括する人物だ 。昨年、16年間在籍したヴァンズ(Vans)からクロックスに転職。ヴァンズではマーチャンダイジング、D2C(消費者直販)、グローバルマーケティングなど、多岐にわたって采配を振った。その後、約1年半をアクティブウェアブランドのファブレティクス(Fabletics)で過ごし、再びフットウェア業界に戻った。
ゴメス氏は消費者が新しい商品を発見する経路や方法について、日々考えをめぐらせている 。現実の世界で発見のプロセスはどう機能するのか。ゴメス氏自身の購買習慣を振り返ると、答えの一端が見えてくる。
買い物好きのゴメス氏は多様な情報源からインスピレーションを得ている。毎週日曜日の朝には、サブスタック(Substack)でファッション関連のニュースレターをまとめて読み、平日にはTikTok Shopをひとしきりスクロールする。クリエイターのコンテンツを通じて、はじめましてのブランドに出会うこともしばしばだ。長年マーケターとして活動してきたゴメス氏だが、「刺さるおススメ」にはつい影響されてしまうという。
「おかしなことだが、私もマーケターなので、これがインフルエンサーによるマーケティングであることはわかっている。それでも、『絶対買わなくちゃ』と思ってしまう 」とゴメス氏は語っている。
ゴメス氏のカートの中身をのぞいてみよう。
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