イベントレポート オタクが追う最新技術LT 2025年度末
皆さんこんにちは、虎の穴ラボ オクタニです。 先日、『【エンジニアLTイベント】オタクが追う最新技術LT 2025年度末』を開催しました。
イベント紹介
虎の穴ラボでは、とらのあなが運営するWebサービス(通販やファンティアなど)のサービス開発を担っており、知見を共有するため定期的にエンジニア向けのLTイベントを開催しています。 今回は「オタクが追う最新技術」というテーマで、最新のAIツールやDenoの最新機能、コミュニティ運営まで幅広い内容の発表が行われました。
https://yumenosora.connpass.com/event/297012/
開催概要
| タイトル | 登壇 ---|---|--- 19:30 | 配信開始 | 19:30〜 | オープニング | 19:35〜 | 暗黙知を活用するskillsを作ってみた | 虎の穴ラボ 平山 19:50〜 | @deno/sandbox をもっと味わう | 虎の穴ラボ 奥谷 20:05〜 | AWS系/AI系 | はすと (Sasaki Hasuto) 様 20:20〜 | 勉強会運営の何か | うーたん 様 20:35〜 | クロージング | 20:40 | 終了予定 |
LT レポート
各LTの内容についてレポートします。
暗黙知を活用するskillsを作ってみた - 虎の穴ラボ 平山
弊社エンジニアの平山による発表です。 Claude Codeを活用して、プロジェクト固有のルールや方針をLLMに理解させるための仕組みづくりについて発表しました。
- プルリクの指摘コメントをメモリ機能に蓄積し、サブエージェントが過去の指摘内容から妥当性をチェックする仕組みを構築。
- 複数のエージェントでスコアリングを行い、修正案の提示を自動化。
- 計画段階で過去の指摘の再発を防止する「計画スキルズ」も作成し、レビューの負担や手戻りの時間を削減。
複数のエージェントを動かすことでコストや時間は増加するものの、変なコードを生成されるよりは手戻りが減り、開発体験が向上したとのことです。
@deno/sandbox をもっと味わう - 虎の穴ラボ オクタニ
Deno Sandboxの機能や活用法についての発表です。
- Deno SandboxはDeno Deploy上の隔離されたMicro VMであり、AIが生成したコードなどを安全に実行できる環境。
- 新しく「ボリューム(ブロックストレージ)」が追加され、起動の高速化やカスタマイズ、データの永続化が可能に。
- Sandbox上でGitを利用した掲示板アプリを動かすデモを実施。
サーバレスな環境でより幅広い技術スタックを用いたアプリケーション開発が可能になっており、AIツールの安全な実行環境としても大いに活用できると感じられる発表でした。
AI Agent思ってたのと違った - はすと
speakerdeck.com
AIエージェントの仕組みと、LLMの限界をどう補うかについての発表です。
- LLM単体はステートレスな予測マシンであり、APIの呼び出しや計算などには限界がある。
- エージェントは、LLMにツール(関数など)を使わせることでその限界を補う設計思想。
- 「エージェンティックRAG」など、AI自身に思考ループを回させて資料を探しに行かせることで、精度の高い回答を得られる。
曖昧なプロンプトを避け、文脈を適切にクリアしてコストと精度を管理することの重要性が語られました。
コミュニティ運営の悩み - うーたん
約2年間、「アニメからIT」をテーマにした技術コミュニティを運営してきた中での悩みや課題についての発表です。
- 勉強会を通じて色々なコミュニティへの興味を広げる目的で活動してきたが、ワンオペ運営やマンネリ化によりモチベーションが低下している現状を共有。
- 初心に返り、自分自身が楽しめる目標を持つことの大切さを再確認。
- 4月11日には某アニメの聖地でオフラインの飲み会(イベント)を開催予定。
コミュニティを立ち上げる勇気と、それを継続していくことの難しさや、参加者を巻き込む工夫が伝わる内容でした。
まとめ
今回は4名の登壇によるLT会となりました。 AIエージェントやClaude Codeによる開発効率化、Deno Sandboxの最新機能、そしてコミュニティ運営のリアルな知見など、多角的に情報が共有される充実したイベントになりました。
次回以降も、採用説明会やテックトークなどのイベントを開催予定です。ぜひご参加ください。
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